フランス語なので機械翻訳を挟んで読みましたが、基本的な構想はユベントスと同じようです。パートナーシップを結んだのはSocios.com、仮想通貨チリーズを発行している企業です。このチリーズを基本としてPSGもファントークンを発行するようです。🆕📱— Paris Saint-Germain (@PSG_inside) 2018年9月11日
Le @PSG_inside devient le premier club de football au monde à annoncer une stratégie de long terme dans le domaine des crypto-monnaies avec la plateforme blockchain @Sociosdotcom 👇
先にユベントスを紹介しましたが、リーグアンのPSGも同様のトークン発行を行っています。9月11日にPSG公式が発表しました。
Socios.comを調べてみましたが、今のところ大きな問題も発生しておらず健全な経営を行っているようです。公式サイトを見ると、サッカー以外にクリケットやeスポーツとの提携を検討しているのでしょう。
PSGが発行するトークンでも投票をひとつの目的にしていますね。仮想通貨関連のニュースサイトcoindeskの報道によると、親善試合の対戦相手やチームユニフォームの選択を投票例として挙げています。
ユニフォームは自チームだけの問題ですので選択性にしても影響は少ないでしょうが、親善試合は本当に組めるか疑問が残ります。欧州チームとの対戦ならともかく、欧州以外のチームともやってくれるのでしょうか。
欧州チームとの対戦はCLやプレシーズンマッチのインターナショナルチャンピオンズカップなどでも見られるので、日程が合うのであればJリーグのチームとも対戦してもらいたいものです。
更にcoindeskには、トークンを所有すると選手にあったり特定の試合に参加したりといった具体的な特典も書かれています。
仮想通貨を使って投票がいう仕組みは結構頻繁に見られます。仮想通貨の多くにはブロックチェーンという技術が使われており、不正がしにくいという特長があります。投票というと不正の心配があるわけですが、ブロックチェーンを使うと不正を防げるわけです。
仮想通貨を使った投票として有名な例は、海外の仮想通貨取引所binanceで行われている上場投票でしょうか。この投票では1人1票という制限があるのですが、過去には不正が明らかになって3位だった銘柄が1位へと繰り上がったこともあります。
ちなみに発行は2019年春が予定されています。これもユベントスのファントークンと同じです。ただしどのような形で発行されるのかははっきりしていません。ICOをやると法的な問題も多いので、ファンクラブの会員に無料で配布(エアドロップ)してくれてもいいんじゃないかとも考えてしまいます。
公式による投票で投票数が少ないと今後に繋がりませんし、投票という形である程度の数量は回収が見込めますからね。
もしこの投票が成功するのであれば、Jリーグでも実装してもらいたいと考えています。クラブ単位で人気投票を開催しているところもありますし、マスコット総選挙も毎年やっていますからね。
今でこそDAZNマネーで景気のいいJリーグですが、将来的なことを考えると新しいビジネスモデルを検討しておくべきでしょう。現行法での話になりますが、仮想通貨のまま換金せずに保有しておけば税金の対象にもなりません。
調べてみると現在J3で首位となっているFC琉球のスポンサーには金融庁認可済みの仮想通貨取引所GMOコインの名前がありました。GMOコインの動きに注目しようと思っています。