When you play soccer, you are free. You are happy. “Alegria” to all soccer lovers in the world. Thank you for all your support!— Ronaldinho Gaúcho (@10Ronaldinho) 2018年7月7日
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バルサやミランで活躍したロナウジーニョも仮想通貨を発行したようなので調べてみました。ちょうど今プレセールを開催しているみたいですね。プレセールというのは一言で言うと仮想通貨の見本市みたいなものです。今後値上がりすることもあれば値下がり、最悪仮想通貨そのものがなくなることもあります。
もはや説明不要なので詳細は割愛。Jリーグ入りの噂もありましたが本人引退しちゃいましたね。ちなみに兄であり代理人でもあるロベルトはコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)でプレイしたことがあるはずです。
Twitterを覗くと10月1日にブラジルのeLiga
Sulというeスポーツと提携したみたいですね。
大きく4つ提案していますね。「ロナウジーニョ・デジタル・スタジアム」「賭け」「サッカー・アカデミー」「ファンとプレイヤーとの直接的結びつき」になります。ひとつひとつ見ていきます。
3年以内に世界で300のサッカー場やフットサルコートを経営することを目標にしています。ホワイトペーパーを見ると、東アジアや東南アジアに300の内の150を予定しているようです。
更に細かく見ると東アジアの第一候補地に大阪、第二候補地に東京を挙げています。東南アジアだとベトナムを主要地点と考えているようです。
念のため検索してみたら、まだ大阪にも東京にもロナウジーニョ・デジタル・スタジアムは出来ていないみたいです。
日本だとtotoしかありませんが、海外では登録を済ませていればサッカーを含む様々なスポーツの賭けが認められています。一試合の勝敗を対象にしている賭けだけではなく、リーグの優勝チームやCL覇者といった長期的な視点で見たもの、最終スコアといったピンポイントな賭けも存在しています。
賭博運営会社がスポンサーになっている、なったこともあるチームも少なくありません。
ただブンデスやセリエのようなリーグ優勝チームが半分決まっているような賭けは倍率が低めですね。逆に荒れやすいイングランドプレミアリーグは程よく意見が分かれています。レスターが優勝した時は1001倍でした。
自分が掛けたものや掛けた金額がブロックチェーン上に記録されるため、仮想通貨との相性は悪くなさそうです。
ロナウジーニョ・デジタル・スタジアムとセットでスーパースターの育成を検討しているようです。ただロナウジーニョのプレイって教えられて出来るようになるものじゃないと思うんです。そのあたりどうやって育てていくのかが楽しみです。
ファンが求めているものとプレイヤーが与えようとしているものは必ずしも一致しません。ユニフォームやスパイクなどはグッズとして普及していますが、例えば自伝が読みたいと思っても誰に訴えればいいのか知っている人は限られているでしょう。
RScoinには、このようなファンのニーズをまとめるツールとしての機能もあるようです。
RSコインはどれも世界規模での話をしています。お陰で現実が見えていないという印象を受けました。例えばロナウジーニョ・デジタル・スタジアムですが、競合相手が多すぎます。
日本国内には既にバルサアカデミーだけで福岡・葛飾・奈良・品川大井町と4校、レアルマドリード公式サッカースクールが沖縄・横浜・名古屋・千葉・東京足立と5校あります。この他にもJリーグ各チームのユースやサッカー強豪校のクラブがありますからね。
賭けにしても既に多くの運営会社があるため、独自性を打ち出せなければ勝てるとは思いません。
ただしファンとプレイヤーとの直接的結びつきには期待したいところです。