Socios.comがFCバルセロナに実施すると見られるWeb3戦略について徹底解説

Mediumより

FCバルセロナは、バルサスタジオの株式の24.5%を1億ユーロでSocios.comに売却しました。その後、Socios.comとの合意のもとで、FCバルセロナは、バルサスタジオの株式の24.5%を1億ユーロでオルフェウスメディアに売却しています。今回は、このバルサスタジオ株式売却から始まるSocios.comのWeb3戦略について解説します。

 

長期的に持続可能な新しい収入源を構築


スポーツクラブ運営の主な収入源は、スポンサーからの広告料等の収入、チケット販売による収入、グッズ販売による収入、テレビ等の放映権からの収入などと言われています。この中で広告料や放映権は、ある程度安定して計算できる収入源といえるでしょう。しかし、広告料や放映権の収入は今後さらに伸びるのかという課題もあります。
バルサスタジオは、今回のパートナーシップ提携により、長期的に持続可能な新しい収入源を構築することを目指すようです。
さらに、バルサスタジオは、Socios.comとオルフェウスメディアからの出資を受けて、バルサ・デジタル・アンド・エンターテイメント(BdE)に改名するとも発表されています。

CHZのユーティリティ増加

現状CHZの価値は、FTOへの参加に留まっています。そこで注目を集めているのがチリーズチェーン2.0(CC2.0)です。CC2.0では、P2Eゲームの構築などが可能になり、2022年第4四半期にメインネット立ち上げを予定しています。既に1つ、ゲームの構築が行われているところです。
BdEでCC2が使われるとなると、NFTの鋳造やデジタルグッズの準備もやりやすくなるでしょう。これに伴って、CHZのユーティリティも増していくものと思われます。

まとめ

今回の投資は、単にバルサだけをにらんだものではなく、アメリカ進出も視野に入れているものだと思います。既にアメリカ進出を進めているSocios.comですが、SECがどのように判断するかという部分は大きな意味を持っています。
CC2のメインネット立ち上げだけではなく、実際にバルサで使われているとなれば、ユーティリティに大きな説得力を持つと思われます。