2019-2020の年末年始に行われたOG参加のDota2の大会成績を徹底解説

2019年末から2020年始にかけてRivalry Winter BlastMaincast Winter BrawlというDota2の大会が開催されました。この大会にOGは参加しています。今回はこの2大会でのOGの成績についてまとめます。

Rivalry Winter Blast

こちらの大会は12月13日から24日まで欧州で開催されました。Rivalryというeスポーツ企業がスポンサーとなっています。優勝すると7,500万ドルの賞金が与えられます。

参加チームと大会の仕組み

リベリーウィンターブラストに参加したのはOGを含めた10チームです。すべて招待チームで構成されており、5チームずつの2つのグループに分かれてグループステージを戦います
。OGはグループBに分類されました。
各グループ上位2チームが上位ブラケット進出、3位と4位が下位ブラケットに進出します。上位ブラケットは1回敗れると下位ブラケット落ち、下位ブラケットで敗北すると敗退という仕組みです。

OGの成績

グループステージは4戦全勝で突破しています。これはグループA含めても最高の成績でした。しかしプレイオフでは上位ブラケットの1ラウンドで敗北、下位ブラケットでも2ラウンドで敗北しました。なお下位ブラケットでOGに勝ったMRが優勝しています。

獲得賞金

リベリーウィンターブラストは、4位までしか賞金が配布されません。そのため今回の大会でOGは、賞金を獲得することは出来ませんでした。

Maincast Winter Brawl

こちらは2019年12月28日から2020年1月5日までと年を跨いで開催される大会です。GGベットというeスポーツ企業がスポンサーとなっており、優勝賞金は1万5,000ドルとなっています。

参加チームと大会の仕組み

メインキャストウィンターブロールは、グループステージから8チーム、プレイオフから4チームが参加します。グループステージでは4チームずつ2グループに分かれてグループステージを戦い、1位と2位がプレイオフ進出です。プレイオフでは更に4チームが加わり、合計8チームでトーナメントを行うという仕組みになります。

OGの成績

OGはグループBで2勝1敗、2位で突破しました。その後2‐0でトーナメント1回戦、2回戦を突破し、ファイナルまで到達しています。しかしファイナルでフライト―ムーンに0-2で敗れて準優勝となりました。

獲得賞金

優勝すると1万5,000ドルでしたが、2位でしたので5,000ドルとなっています。なお3位-4位だと2,500ドルでした。

獲得ポイント

獲得賞金以上に問題となるのは獲得ポイントです。Dota2最高峰の大会であるThe International(通称TI)の出場するためには、このポイントで上位12位以内に入るか各地域の認定チームに選ばれなければなりません。前回大会優勝チームであっても、この規則を守る必要があります。
OGはまだ今季のポイントを獲得していません。どこでポイント獲得を狙っていくかが、今後の見どころになるでしょう。

まとめ

昨年のOGは、5月の大会で5位-6位、6月の大会で7位-8位に入賞し、必要な獲得ポイントの大半を獲得しています。まだポイントを獲得していないOGですが、今後巻き返す可能性は十分にあるでしょう。
ただしポイントの大きな大会には、TIにも参加経験のある有力なチームも多く参加してきます。ここからが本番と言えるでしょう。