2019年からJリーグは本格的に
ダイナミックプライシング(価格変動性)を導入しました。1年間価格変動を調べてきたので、最終節のみ導入の松本山雅以外のチームの傾向を1つずつ見ていこうと思います。
調査詳細
バックスタンド側自由席非会員大人1名という条件で比較しています。一部スタジアムでは全ての条件を満たす座席が存在していない場合もあります。同じ条件を満たす座席が複数ある場合は、安い方を選んでいます。
なお完売は
該当座席のチケットが売り切れているだけで、スタジアム全体で完売になっているとは限りません。なお前売り券は前節金曜あるいは土曜に確認した時の値段です。
湘南ベルマーレでは
第17節からダイナミックプライシングを導入しました。比較対象として直前のホーム戦である第14節のチケットの値段からまとめます。
データ参照元:Jリーグチケット(
https://www.jleague-ticket.jp/)
湘南 | 前売り券(約1週間前) | 当日券 |
| 横浜FM(H) | |
第14節(5/31) | 6Gバック自由席※金曜開催 | |
| 3000 | 3500 |
| C大阪(H) | |
第17節(6/30) | 7Gバック自由席 | |
| 3500 | 3500 |
| 神戸(H) | |
第19節(7/14) | 6Gバック自由席 | |
| 4000 | 調査漏れ |
| 鹿島(H) | |
第21節(8/3) | 6Gバック自由席 | |
| 4200 | 3700 |
| 鳥栖(H) | |
第23節(8/17) | 6Gバック自由席 | |
| 4900 | 5100 |
| 浦和(H) | |
第25節(9/1) | 6Gバック自由席 | |
| 5500 | 4900(完売) |
| 清水(H) | |
第27節(9/29) | 6Gバック自由席 | |
| 4100 | 3900 |
| 川崎(H) | |
第28節(10/6) | 6Gバック自由席 | |
| 3300 | 3500 |
| G大阪(H) | |
第30節(11/3) | 6Gバック自由席 | |
| 3000 | 2800 |
| 広島(H) | |
第33節(11/30) | 6Gバック自由席 | |
| 2600 | 2600 |
まとめ
2019シーズンでチケット変動の最も大きかったのが湘南ベルマーレです。第25節の浦和戦までは4,000円を超えることも多かったのですが、第28節の川崎戦以降は徐々に値下がりしています。他のチームでは対戦相手や終盤戦で高騰することが多いのですが、湘南では別の事情があるようです。
2020シーズンの湘南のチケット価格がどのような考えで設定されるのか判断が難しいです。場合によってはシーズンチケットや各種割引も検討した方がいいかもしれません。