チリーズ公式テレグラムでの質疑応答などからみるファントークンの性質と相場

ユベントスのファントークン発行が近づいています。ファントークンがどのような値動きを見せるのか今のところ分かりません。
ですが公式テレグラムでの質疑応答などで、ファントークンの性質が見えてきました。ここではファントークンの性質や相場についてまとめます。

投票1回あたりの適正価格

ファントークンの相場は、ファンが投票1票にいくら出すかという価値観によって支えられます。この返答はチリーズCEOアレックス・ドレイフュス氏(以下アレックス)のツイッターから確認できます。
国によっても投票テーマによっても違いはありますが、目安は10€前後、中には20€以上出しても良いという結果が出ました。この結果から1票10€~20€を適正価格だと見ています。

ファントークンは1未満にできない

チリーズ公式テレグラムで質問したところ、ファントークンは0.1や0.01にできないそうです。ですので1票=最低1トークンになると思われます。
1票10€~20€ですので、1ファントークンも10€~20€という計算になりますね。
ファントークンが1票=0.1トークンが可能であれば、ファントークンが100€~200€になるかもしれないと考えていました。ですが1票=最低1トークンから、1ファントークンが100€を超える可能性は低いと見ています。

チリーズとファントークンの交換率は固定

チリーズとファントークンの交換率についても、公式テレグラムで確認しました。
もし交換率が変動するのであれば、変動に合わせてチリーズとファントークンを交換して利鞘を狙う人が出てくると心配していました。
ですが交換率は固定なので、ファントークンの高騰はそのままチリーズの高騰に繋がると予想されます。
(修正)
アレックスに確認しました。交換率は変わるそうです。



まとめ

ファントークンを使いやすい設定にしているというのが私の感想です。仮想通貨に慣れていると、0.1や0.01といった数字は日常的に見かけます。ですが、やはり0.1や0.01は一般的な数字とは言えないでしょう。
広く普及させるためには、1票=1ファントークンは分かりやすいと思います。
またチリーズとファントークンの交換率が固定というところも、1回の投票でいくらぐらい必要かファンも把握しやすくなっていると考えています。

このような性質を投資家目線で見ると、上限が見えたり利鞘が狙えなかったりするのは魅力に欠けると感じる人もいるかもしれません。
ですが先日行われたユベントスとアトレティコ・マドリードのCL2ndレグ後、ユベントスの株価が1.22€から1.50€まで急騰しました。その後株価は1.39€まで徐々に下落するものの、再び1.50€あたりまで高騰しています。
ファントークンも株価のような値動きを見せてくれるのであれば、投資家としても長期保有を戦略として計算出来るのではないでしょうか。