チリーズと提携したクリケット3チームについて徹底解説

Mediumより

長らく噂に上がっていたクリケットチームとの提携がついに実現しました。しかも、1チームではなく3チームとの提携です。今回はこのクリケット3チームについて解説します。

なお、以前にもクリケットを解説した記事を執筆していますので、よろしければご覧ください。

インドでは一大スポーツ

日本では馴染みがあるとは言えないクリケットですが、インドでは絶大な人気を誇っているようです。2016年に博報堂が発表した「アジア15都市生活者の好きなスポーツ、スポーツイベント」というレポートでは、デリー・ムンバイともに90%越えの結果となっています。

(出典:博報堂)


SNSの反応率が高い


今回提携したロイヤル・チャレンジャーズ・バンガロール、パンジャーブ・キングス、コルカタ・ナイトライダーズの公式ツイッターアカウントのフォロワーは、それぞれ約470万、約250万、約450万です。
これに近い数字だと、アトレティコ・マドリード(約500万)、ASローマ(約200万)あたりでしょうか。少なくともサッカーに匹敵するぐらいのファンがいると見ています。
特に興味深かったのは、RTや「いいね」の反応率の高さです。ロイヤル・チャレンジャーズ・バンガロールのツイートを見ると、少なくとも4,000前後、多い時には1万を超える「いいね」がついています。この反応数はバルサを超えるレベルです。それだけ熱狂的なファンがいるということでしょう。


懸念点は新型コロナウイルス

インドのクリケットリーグであるインディアンプレミアリーグは、従来であれば5月中旬ぐらいに終了します。3月に発表された当初のスケジュールであれば、5月30日に決勝戦を開催する予定でした。しかし、新型コロナウイルスの影響で5月4日に延期を発表し、執筆段階(5月14日)でも再開の見通しは立っていないようです。

まとめ

今回の提携の注意点は、まだファントークン発行については触れていないということです。新型コロナウイルスだけではなく、インド政府の暗号資産に対する見解などの影響もあるのでしょう。今後どのように話を広げていくのか見守っていきたいと思います。