チリーズ(Chiliz)との提携が噂されるクリケットについて調べてみた

チリーズとクリケットの提携が噂されています(まだ噂の段階です)。クリケットはインドで人気があり、プロリーグも存在しているほどです。今回はクリケットについてまとめてみました。

野球と似ていて違うスポーツ

クリケットは野球に似ていると説明されることもありますが、実際の競技を見るとかなり別物です。

ワンバウンド投球あり

野球でもフォークなどでワンバウンドすることはありますが、クリケットではよくワンバウンドのボールが投げ込まれるようです。
加えて投手(クリケット用語でボウラー)は助走をつけて投げ込むため、打者(クリケット用語でストライカー)は足元に速い球が投げ込まれることもあります。他にも肘を曲げて投球してはいけないなどのルールもあるようです。

バッティングフォームの独特

ワンバウンドで投げ込まれる球を打ち返す必要があるため、打者のバッティングフォームも前傾姿勢になります。傍から見ていると「打てないだろ」と思うような球を打ち返すところが醍醐味のひとつのようですね。

ファウルゾーンなし

野球だと本塁を中心にピッチャーマウンドのある90度がフェアゾーン、残り270度がファウルゾーンです。これに対してクリケットではファウルゾーンがありません。真後ろに飛んだ場合も有効になります。打球の飛んでくるタイミングを計りにくいストライカー後方をどのように守るかも見どころでしょう。

インディアン・プレミアリーグ

インドのクリケットプロリーグがインディアン・プレミアリーグです。現在は8チームが所属しています。

試合期間が7週間

調べていて驚いたのが、3月・4月から5月までの約7週間しか活動していないことですね。ホームアンドアウェイ総当たりの14試合+上位4チームでプレーオフという仕組みになっています。

2億円プレイヤーの登場

気になる年収ですが、既に2億円相当のプレイヤーが出ています。ただしチームからの報酬よりもスポンサー収入が大部分を占めているようです。約7週間しか開催されていないので、チーム報酬が少ないのは仕方がないでしょう。それでも時間当たりの報酬に換算すると、かなり高額になるようです。

八百長問題

セリエAにも八百長問題はありましたが、インディアン・プレミアリーグも八百長問題で2チームが2シーズン出場停止となったことがあります。健全な経営を目指すのであれば、改善していかなければならないところでしょう。

まとめ

今回調べてみて、リーグ全体としてまだ成長途中という印象を受けました。スポンサーとして名乗り出ているところも多いようです。
ただ気になるのは八百長問題ですね。ユベントスの八百長問題が判明した時には、株価が大きく下がりました。ファントークンを購入する時には、リスクも考えておいた方が良さそうです。