ASローマで行われたファンから監督への直接質問について徹底解説 その2

Socio.comのツイッターより

ASローマ対インテル戦に続き、ASローマ対フィオレンティーナ戦の試合前会見でもファンから監督への質問の募集が行われました。今回もASローマのファントークン($ASR)保有者のみ応募可能、集まった質問の中から3つが選ばれるという仕組みとなっています。今回も選ばれた質問とフォンセカ監督の返答を紹介します。

なお前回のASローマ対インテル戦の試合前会見で募集された質問、およびその質問に対する監督の返答は以下のURL先でまとめています。


 今回選ばれた質問

今回選ばれた質問は以下の3つです。

 日本語に訳すと

1.ブルーノ・ペレスは移籍リストに名前が載っていたと思うが、チームにとって優れた素材であることを証明しました。彼のパフォーマンスを監督はどう考えていますか?

2.ヨーロッパリーグに向けてどのように準備をしていますか?

3.イタリアのサッカーで最も大切なものは何ですか?

監督の返答

フォンセカ監督の返答は、YouTube上で全文公開されています。

前回同様英語の字幕を元に日本語に訳します。

ミスター、今私たちはSocios.comのおかげで、幾つかのファンからの質問に答えられる機会を得られました。

(質問1に対して)

やあ、アドリアーノ(質問者の名前)。ブルーノ・ペレスはとても良いプレイをしている。
彼はこのフォーメーションにとてもよくフィットしている。彼は攻撃面ではとても力強く、ゴールから30メートルまで近づいた時には特に顕著だ。
繰り返すが、このフォーメーションは彼のスキルに適していると私は信じている。彼はいつも右でプレイしているが、前回の試合では左でプレイしてもらう必要があった。そして彼は左でもよいパフォーマンスを示した。この瞬間私は、ブルーノにとても満足している。

(質問2に対して)

この瞬間、私たちはチャンピオンシップに集中している。最初の試合は、過去に何度もELを制し、偉大な監督が率いるとても力強くチームでもあるセビージャが相手だ。
セビージャとの試合に向けて私たちは、「一か八かの勝負」になることを理解しておく必要があるだろう。
完全に異なるかもしれない。すべての状況は、選手たちにとって非常に新しいものになるだろう。
感情を全面に押し出す試合になるだろうと私は予想している。なぜなら相手にとってもまた「のるか反るかの勝負」だからだ。この感情はELを突破するために非常に重要だろう。

(質問3に対して)

イタリアサッカーは異なっており、私はたくさんのことを学んでいる。全スカッドが異なる方法でプレイされている。
今日それらのスカッドは、ひとつの方法でプレイしている。明日はまた別の方法で、試合の中でさえ変化している。
すべてのチームが次の試合や次のプレイに向けて積極的で、非常に戦術的に準備を行っている。
私にとって理解する上で重要なことは、全ての試合には異なるストーリーがあり、またそれぞれの試合も異なるストーリーがあるということだ。
昨日異なるプレイを見せたチームに対抗するために、非常に戦術的にスカッドを準備することが重要です。私にとってそれは、理解するために大切なものでした。

まとめ


対インテル戦、対フィオレンティーナ戦と間隔を開けずに行われた質問募集ですが、次回の開催は未定です。ASローマのリーグ戦ホーム開催試合は終了しており、残すはELだけとなっています。ELに勝ち残れば、また開催してくれるかもしれません。