ユベントスが行っているチームバスデザイン投票について徹底解説

Socios.comアプリより

ユベントスから新たな投票案が提案されました。今度はチームバスのデザイン、選択肢は3つとなっています。今回はこのチームバスデザイン投票について解説します。
 
 

チームバスはメディア露出も高い


チームバスが必要となるのは、試合前や試合後です。試合に直接的な影響は大きいとは言えません。しかし試合に臨む選手の表情が捉えられるということから、チームバスのメディア露出は高いです。試合前の解説やテレビ番組、スポーツ新聞などでもチームバス到着時の様子が映されることも多々あります。

スタジアムに行けない人でもチームバスの映像が出てくると、自分の意見が反映されていると感じることができるでしょう。


限定生産


チームバスに乗ることができるのは、選手やスタッフなどに限られます。一般のファンは使うことができません。選手と同じ体験を共有できないのは、マイナスかもしれません。
ですが言い換えるとチームバスは、世界に数台しかありません。限られた数しか存在しないため、1回の投票に重みがあると言えるでしょう。


テーマは「LIVE AHEAD」 


一枚絵だと分かりにくいですが、どうやら3選択肢とも車体の右側面は「LIVE AHEAD」、左側面は「JUVENTUS」で統一されているようです。ユベントスはこのLIVE AHEADという言葉を大切にしており、公式ページ内でも説明されています。


興味深いのは、LIVE AHEADをサッカーに限定していないことです。メディア、グッズ展開といった様々な関連事業全体でLIVE AHEADしていくということが、ユベントスの狙いだと思われます。

まとめ


今回のチームバスデザインの投票の特徴は、ファン側クラブ側双方の新たな形の歩み寄りだと思います。スタジアムに行けないファンにとっては、新たな楽しみ方が増えたことになります。クラブ側としてもチームバスを通じて、自分たちの考えをファンに広めていくことができます。今後このような事例が増えていくかもしれません。