チリーズ(Chiliz)の上場したコインワン(Coinone)とワジール(Wazir)Xについて徹底解説


2019年12月にチリーズは、ビットパンダ上場に続いて韓国の取引所コインワン、インドの取引所ワジールXに上場しました。これで8か所目・9か所目の公式上場取引所となります。今回はコインワンとワジールXについて解説します。


どちらもERC20CHZの上場

チリーズにはERC20CHZBEP2CHZの2種類があります。取引所によって上場しているものが異なり、ウォレットで保管する時や送金する時にも注意が必要です。
公式テレグラムで確認したところ、どちらも上場するのはERC20CHZだという返答を頂きました。ソシオスアプリで使われているのはERC20CHZのため、今回の上場はソシオスアプリでの使用を見込んだ上場だと思われます。

どちらも法定通貨を取り扱っている

仮想通貨取引所では、必ずしも法定通貨を取り扱っているわけではありません。しかし5つ目に公式上場したクリプトドットコムからチリーズは、「法定通貨と取り扱っている取引所にERC20CHZを上場させる」という方針をとってきました。今回の上場もこの方針に基づいています。
コインワンは韓国ウォン、ワジールXはインドルピーを取り扱っています。コインワンではCHZ/KRWで直接取引も可能です。ただし現段階でのワジールXで取り扱っているのはCHZ/USDTの取引ペアなので、インドルピーから交換していくのは少し手間がかかります。

どちらもメインとなるスポーツがある

ソシオスのサイトが立ち上がった当時からサッカー・eスポーツの次にクリケットの名前が挙がっていました。日本では馴染みの薄いクリケットですが、インドでは絶大な人気があります。クリケットについて詳しくは、下の記事で解説しています。
https://sports-crypto.blogspot.com/2019/11/chiliz_27.html
韓国ではサッカーも人気がありますが、野球も重要なスポーツです。野球の国別対抗戦プレミア12でも優勝したことがありますし、メジャーリーグに挑戦した人もいます。チリーズでは野球チームとの提携も噂されているので、今回の上場は韓国の野球チーム提携の布石という見方も出来ます。

まとめ

まだまだ提携していないサッカー・eスポーツチームも多いチリーズですが、次に来る競技について色々な憶測が飛び交っています。有力視されているのはクリケットと野球ですが、K-POPが来たら面白いんじゃないかという声も挙がっています。
コインワンに上場したことで、K-POPとの提携への道筋が生まれました。現段階で実現するかどうかは不明ですが、期待したいですね。