2019年からJリーグは本格的に
ダイナミックプライシング(価格変動性)を導入しました。1年間価格変動を調べてきたので、最終節のみ導入の松本山雅以外のチームの傾向を1つずつ見ていこうと思います。
調査詳細
バックスタンド側自由席非会員大人1名という条件で比較しています。一部スタジアムでは全ての条件を満たす座席が存在していない場合もあります。同じ条件を満たす座席が複数ある場合は、安い方を選んでいます。
なお完売は
該当座席のチケットが売り切れているだけで、スタジアム全体で完売になっているとは限りません。なお前売り券は前節金曜あるいは土曜に確認した時の値段です。
横浜F・マリノスでは
昨年からダイナミックプライシングを導入しました。今年はすべてダイナミックプライジングでの価格ということになります。
データ参照元:Jリーグチケット(
https://www.jleague-ticket.jp/)
横浜FM | 前売り券(約1週間前) | 当日券 |
| 仙台(H) | |
第2節(2/23) | バック自由 | |
| 2400 | 2600 |
| 川崎(H) | |
第3節(3/10) | バック自由 | |
| 2500 | 3000 |
| 鳥栖(H) | |
第5節(3/29) | バック自由※金曜開催 | |
| 2700 | 3200 |
| 名古屋(H) | |
第7節(4/13) | バック自由 | |
| 3400 | 2600 |
| 鹿島(H) | |
第9節(4/28) | バック自由 | |
| 2600 | 2800 |
| 神戸(H) | |
第12節(5/18) | バック自由 | |
| 4800 | 4300 |
| 磐田(H) | |
第13節(5/26) | バック自由 | |
| 2700 | 2800 |
| 松本(H) | |
第16節(6/22) | バック自由 | |
| 2700 | 2600 |
| 大分(H) | |
第18節(7/6) | サポーターズシート※ニッパツ | |
| 3000 | 3500 |
| 浦和(H) | |
第19節(7/13) | バック自由 | |
| 2700 | 2900 |
| 清水(H) | |
第21節(8/3) | バック自由 | |
| 2600 | 2700 |
| C大阪(H) | |
第23節(8/17) | バック自由 | |
| 2700 | 2700 |
| G大阪(H) | |
第25節(8/31) | サポーターズシート※ニッパツ | |
| 5000 | 5000(完売) |
| 広島(H) | |
第26節(9/14) | サポーターズシート※ニッパツ | |
| 3800(完売) | 3800(完売) |
| 湘南(H) | |
第29節(10/19) | サポーターズシート※ニッパツ | |
| 5000(完売) | 5000(完売) |
| 札幌(H) | |
第31節(11/9) | サポーターズシート※ニッパツ | |
| 3800(完売) | 4500(完売) |
| FC東京(H) | |
第34節(12/7) | バック自由 | |
| 4700(完売) | 4700(完売) |
まとめ
傾向としては「前売り券・当日券ともに3000円以下のことが多い」といえるでしょう。しかし日産スタジアムではなくニッパツ三ツ沢競技場での開催された5試合は、全て前売り券・当日券ともに3000円を超えています。どちらで開催されるかは重要な要素と言えるでしょう。
また私が調べた中で日産スタジアムの最高値は、第12節の対神戸戦の前売り券でした。次点が最終節の対FC東京戦の前売り券・当日券です。対神戸戦については横浜F・マリノスだけではなく他のチームでも、チケットの値段が一気に上がっています。ポドルスキ―、イニエスタ、ビジャというメンツを考えたら、多くの人が納得できる高騰だと思います。
最終節についてはホームが近いということもありますが、優勝決定戦ということが大きく影響しているのでしょう。こういった特別な事情が無い限りは、それほど値段の変動が見られない安定したチームといえそうです。