2019年からJリーグは本格的に
ダイナミックプライシング(価格変動性)を導入しました。1年間価格変動を調べてきたので、最終節のみ導入の松本山雅以外のチームの傾向を1つずつ見ていこうと思います。
調査詳細
バックスタンド側自由席非会員大人1名という条件で比較しています。一部スタジアムでは全ての条件を満たす座席が存在していない場合もあります。同じ条件を満たす座席が複数ある場合は、安い方を選んでいます。
なお完売は
該当座席のチケットが売り切れているだけで、スタジアム全体で完売になっているとは限りません。また水色枠は平日開催の試合です。金曜開催とACL関係でミッドウィーク開催の試合の両方が水色枠になります。なお前売り券は前節金曜あるいは土曜に確認した時の値段です。
ベガルタ仙台では
9月からダイナミックプライシングを導入しました。そこで比較対象として導入前最終試合である第24節と導入後の試合全ての試合の該当座席のチケットの値段をまとめています。
データ参照元:Jリーグチケット(
https://www.jleague-ticket.jp/)
| 前売り券(約1週間前) | 当日券 |
| 湘南(H) | |
第24節(8/24) | サポーター自由席バック | |
※導入前 | 3200 | 3700 |
| 横浜FM(H) | |
第27節(9/28) | サポーター自由席バック | |
| 2600 | 3800 |
| 松本(H) | |
第28節(10/5) | サポーター自由席バック | |
| 3000 | 3900 |
| 清水(H) | |
第31節(11/10) | サポーター自由席バック | |
| 2700 | 3700 |
| 大分(H) | |
第33節(11/30) | サポーター自由席バック | |
| 3400 | 3700 |
まとめ
傾向としては「当日券に比べて前売り券の方が安い」「前売り券はダイナミックプライシング導入前より安いこともある」「当日券はダイナミックプライシング前より高いこともある」といったところでしょうか。
4試合だけなので十分な検証とは言えませんが、前売り券のお得感が強まってますね。完売する可能性もあるので、基本的には前売り券で買った方がお得かと思います。