2019年のJリーグ観戦チケット価格を徹底比較~第16節・第17節~

2019年からJリーグは本格的にダイナミックプライジング(価格変動性)を導入しました。そこでどの程度の幅で価格を変えていくのかを1年間追っていきます。

これまでのダイナミックプライジング

J1も第15節まで終了しました。このブログでは非会員バックスタンド自由席大人1名でという条件でチケットの価格推移を見ています。
約半分を消化したこともあってか、これまでチケット価格の変動が見られなかったチームでも動きが出てくる気配があります。
前節ではG大阪のチケット価格が3,200円→3,900円になりました。

第16節・第17節のチケット価格

バックスタンド側自由席非会員大人1名という条件で比較しています。一部スタジアムでは全ての条件を満たす座席が存在していない場合もあります。
同じ条件を満たす座席が複数ある場合は、安い方を選んでいます。
なお完売は該当座席のチケットが売り切れているだけで、スタジアム全体で完売になっているとは限りません。また水色枠は平日開催の試合です。金曜開催とACL関係でミッドウィーク開催の試合の両方になります。

※1 バックスタンド側に自由席がないため、指定席の価格となります。

クラブ名第16節(6/22,6/23,7/31)前売り券料金第16節(6/22,6/23,7/31)当日券料金第17節(6/29,6/30)前売り券料金
札幌鳥栖(H)仙台(A)
赤黒サポーターゾーン・バック ※厚別
28003300
仙台FC東京(H)札幌(H)
サポーター自由席バックサポーター自由席バック
320037003200
鹿島浦和(A)広島(H)
イーストゾーン
2500
浦和鹿島(H)大分(A)
※1 バックアッパー指定席
2500
FC東京仙台(A)横浜FM(H)
ホーム自由
2300
川崎広島(A)磐田(A)
横浜FM松本(H)FC東京(A)
バック自由
27002600
湘南G大阪(A)C大阪(H)
7Gバック自由席
3500
松本横浜FM(A)G大阪(H)
B席(自由席)
3000
清水名古屋(A)鳥栖(A)
磐田C大阪(A)川崎(H)
ホーム/フリーゾーン
2500
名古屋清水(H)神戸(A)
B自由席 ※パロマ瑞穂
33004200
G大阪湘南(H)松本(A)
※1 カテゴリー5(指定席)
3900
C大阪磐田(H)湘南(A)
カテゴリー5自由 ※長居
32003700
神戸大分(H)名古屋(H)
※1 ビック上段指定席※1 ビック上段指定席
30004500(完売)4500
広島川崎(H)鹿島(A)
バックスタンド自由シート
3200
鳥栖札幌(A)清水(H)
B自由席バックスタンド
3500
大分神戸(A)浦和(H)
A席
2800

まとめ

ダイナミックプライジングを導入している横浜FM、名古屋、神戸でそれぞれ異なる動きが出ています。
横浜FMでは前売り券と比較して当日券の方が安く、名古屋・神戸は当日券の方が高くなっていますね。特に神戸は1,500円という大幅な値上がりです。
ただ神戸の当日券4,500円ということを考えると、これまでの神戸のチケット代と比較してそれほど高いわけではありません。どちらかというと前売りの3,000円が安かったというべきでしょう。