スポーツを見ていると、成績以外にも選手あるいは監督がファンに対して公約を掲げることもあります。こういった公約もチリーズには使えるのではないかと考えています。
過去の公約
リネカーのパンツ出演
世界的に一番有名だった公約は、BBCのサッカー番組「マッチオブザデイ」で司会を務めるリネカーのパンツ出演だと思います。
リネカーは1978年から85年までレスターシティで活躍していました。そのレスターシティが2015-16シーズンに大躍進、OBであるリネカーはもしレスターが優勝したら「マッチオブザデイ」にパンツ姿で出演すると公言したのです。
レスターシティは本当に優勝し、リネカーは公約を果たしました。この公約はイングランド国会の質問に使われたり、出演前にはどんなパンツで出演するのかネット上で投票が行われるほど話題になっています。
降格回避で自転車によるイタリア縦断
サッカーでは優勝だけではなく降格にも注目が集まります。2016-17シーズンにはイタリアのセリエA所属のクロトーネの監督ダヴィデ・ニコラは、降格が回避できれば自転車でイタリアを縦断すると公約しました。
当時のクロトーネの成績ではセリエA残留は厳しい状況でした。しかし最後の9試合で6勝2分け1敗と驚異的な成績を収め、自分たちの手で残留を決めています。
この公約でダヴィデ・ニコラはホームであるクロトーネから監督の出身地であるヴィゴーネまで約1,300kmを9日間かけて走破しました。ちなみに日本で言うと1,300kmは東京~鹿児島ぐらいの距離です。
ただし2017-18シーズンでは再び成績不振となりダヴィデ・ニコラ監督は途中で解任、チームも降格しました。
ちなみにダヴィデ・ニコラは元々自転車が趣味で、この時の公約実行には連盟からの支援もあったようです。
まとめ
こういった公約の面白いところは、サッカー以外にも話題が広がっていくところです。チームを奮起するため、あるいはファンに呼びかけるために公約を掲げることもあるでしょう。
ですが新しいファン層を開拓するために公約を使ってみてはどうでしょうか。