2019年のJリーグ観戦チケット価格を徹底比較~第11節・第12節~

2019年からJリーグは本格的にダイナミックプライジング(価格変動性)を導入しました。そこでどの程度の幅で価格を変えていくのかを1年間追っていきます。

これまでのダイナミックプライジング

J1も第11節まで終わりました。このブログでは非会員バックスタンド自由席大人1名でという条件でチケットの価格推移を見ています。
先週はゴールデンウィークということもあって多くの会場で完売が見られました。しかしそこまでチケット価格は高騰していません。
今シーズンはあまり値上げしないのではないかもしれないと予想をかえつつあります。

第11節・第12節のチケット価格

バックスタンド側自由席非会員大人1名という条件で比較しています。一部スタジアムでは全ての条件を満たす座席が存在していない場合もあります。
同じ条件を満たす座席が複数ある場合は、安い方を選んでいます。
なお完売は該当座席のチケットが売り切れているだけで、スタジアム全体で完売になっているとは限りません。また水色枠は金曜日開催の試合です。

※1 バックスタンド側に自由席がないため、指定席の価格となります。
※2 楽天IDなしでも買える座席(ゴール裏)の価格です。

クラブ名第11節(5/11,5/12)前売り券料金第11節(5/12,5/13)当日券料金第12節(5/17,5/18)前売り券料金
札幌松本(A)FC東京(A)
仙台広島(H)磐田(A)
サポーター自由席バック
32003700
鹿島神戸(A)松本(H)
イーストゾーン
2500
浦和名古屋(A)湘南(H)
※1 バックアッパー指定席
2500
FC東京磐田(H)札幌(H)
ホーム自由ホーム自由
230027002300
川崎清水(A)名古屋(H)
ホームA自由
2300
横浜FMC大阪(A)神戸(H)
バック自由
4800
湘南大分(H)浦和(A)
6Gバック自由席
30003500
松本札幌(H)鹿島(A)
B席(自由席)
30003500
清水川崎(H)大分(A)
Aゾーン席
3700(完売)
磐田FC東京(A)仙台(H)
ホーム/フリーゾーン
2500
名古屋浦和(H)川崎(A)
B自由席バック ※豊スタ
28003900
G大阪鳥栖(A)C大阪(H)
※1 カテゴリー5(指定席)
3000(完売)
C大阪横浜FM(H)G大阪(A)
カテゴリー5自由
32003700
神戸鹿島(H)横浜FM(A)
サポーターズシート
35004500
広島仙台(A)鳥栖(H)
バックスタンド自由シート
2600
鳥栖G大阪(H)
B自由席バックスタンド
35004000
大分湘南(A)清水(H)
A席
2800

まとめ

11節・12節で気になったのは名古屋浦和戦の当日券値上がり1,100円、横浜FM神戸戦の前売り券4,800円です。ちなみに横浜FMのこれまでのホーム同カテゴリーのチケット価格は2,600円~3,400円、1,000円以上の値上がりとなりました。
加えてもうひとつ気付いたことがあります。全チームがダイナミックプライジング導入しているのかと思っていましたが、どうやら実際に導入しているのは名古屋や横浜FMなど数チームだけに限られているようです。