チリーズが新しくサポートするグローバルポーカーリーグインディアを徹底解説



パリ・サンジェルマンやユベントスと提携しているチリーズが、新しくグローバルポーカーリーグインディアをサポートすることなりました。
というわけでグローバルポーカーリーグインディアがどんな組織なのかまとめてみます。

GPLの一部 

グローバルポーカーリーグインディアは、GPLという組織の一部のようです。GPLにはポーカー以外にもeスポーツの分野もあり、Pにはポーカー以外にもプレイヤーという意味もあります。
eスポーツにはPUBG(player unknown's battle ground)とCS:GO(counter-strike:global offensive)が予定されています。

GPLの公式サイトはこちらです。(英語)
https://www.gpl.com/global/season-2/

GPLにはメジャーリーグ(major league)と地域リーグ(regional league)があり、グローバルポーカーインディアは地域リーグに所属しています。
地域リーグにはグローバルポーカーインディア以外にも、グローバルポーカーブラジルグローバルポーカーリーグチャイナの2リーグが属しているようです。

6チームによるリーグ戦

グローバルポーカーリーグインディアは、デリーやベンガルといったインドを代表する6つの都市や地域の名前を冠した6チームによって競われます。
しかし6チームの所属メンバー全員がプロというわけではないようです。チーム構成を見てみると、マネージャー1人プロ2人アマチュア2人によるプロアマ混在のチームとなっています。
このアマチュア選抜のために1週間ごとに6回、合計6週間かけて試合が行われます。そしてブートキャンプとドラフトを経て、チームが構成されます。誰でも参加する権利があるところが魅力ですね。
優勝賞金は1千万ルピー、日本円にすると約1,580万円です。

現状の認知度は低め

まだシーズン1しか開催されていないこともあって、世界的な認知度は低いようです。GPL Indiaのツイッター公式アカウントを見ても、フォロワーは181名でした。
スタープレイヤーであるムスカン・セティ氏のツイッターを見てもフォロワー6,000名程度と、サッカーと比較すると物足りなく感じてしまいます。
ただしアマチュアも参加できる・インドの人口は13億人という2点を考えると、将来性はあるかもしれません。

グローバルポーカーリーグインディアの強み

1.アレックスが関わっている

グローバルポーカーリーグインディアの公式ツイッターを遡っていくと、チリーズCEOのアレクサンドレ・ドレイフュス氏(以下アレックス)のインタビュー記事がありました。
チリーズの公式テレグラムで話題に出してみると、3年前から関わっているプロジェクトだとアレックスが返答してくれています。

2.総合運営元の所在地がマルタ

GPLの連絡先を調べてみると、Mediarex Enterprises Ltdというマルタの企業の名前がありました。
チリーズのブロックチェーンキャンパスの連絡先メールアドレスはbeatrice@mediarex.comとなっています。
アレックスやチリーズと近い関係にある企業なのかもしれません。



まとめ

グローバルポーカーリーグインディアの不安要素は国の対応でしょう。インドは仮想通貨の取り扱いが不透明で、現在でも認めるのか認めないのかはっきりしていません。
そのような情勢もありインドに拠点を置いていた仮想通貨取引所ゼブペイは、マルタへと拠点を移動しました。
ただグローバルポーカーリーグインディアはアレックスの関わっているプロジェクトでもあります。仮にインドが仮想通貨を認めなくとも、アレックスなら悪いようにはしないのではないでしょうか。