ブラジルのアトレティコ・ミネイロが発行するガロコインについて徹底解説



ブラジルのサッカークラブであるアトレティコ・ミネイロが新しい仮想通貨GaloCoin(ガロコイン)を発行しました。
利用規約、プライベートポリシーなどに詳しい情報が書かれていましたので、どういった仮想通貨なのかまとめてみます。

1:1で交換可能

ブラジルの法定通貨であるブラジル・レアルと1:1で交換可能となっています。いわゆるステーブルコインですね。ただし最低購入金額は50レアル(約1,500円)です。
また実際に利用できるのはブラジルに住む18歳以上に限定されています。

提携店舗でも利用可能

ガロコインはアトレティコ・ミネイロだけで使えるわけではないようです。公式サイトにはユニフォームの購入ウーバーによる交通料金の前払いなどが書かれていました。ガロコインを使ってクラブに寄付も出来るようですね。
チケットや財務という欄もありますので、今後も利用方法が増えていくと思います。

プラットフォームの利用手数料あり

ガロコインのプラットフォームを使うと手数料が必要になるようです。ただし手数料に関しての具体的な数字は見つかりませんでした。

まとめ

これまでのステーブルコインは、サービスの一環や実験的な意味合いがありました。ステーブルコイン自体は値上がりしないため、ステーブルコインを取り扱うだけで利益を上げることは出来ません。
しかしガロコインのようにプラットフォームの利用手数料をとれば、ステーブルコインでも利益を計算できます。このスタイルが顧客に受け入れられるのか長い目で見て行きたいと思います。