chiliZ(チリーズ)の配布の話が進んでいます。その反面、気になることもいくつかあります。
チリーズの保管方法もそのひとつです。
チリーズはERC20というイーサリアムをベースにした仮想通貨です。このERC20をつかった仮想通貨は既に数多く発行されており、対応しているウォレットも少なくありません。
有名なところだと
マイイーサウォレットや
Trezor(トレイザー)などでしょうか。
私もERC20対応のウォレットを使えば保管できるだろうと気楽に考えていましたが、チリーズのCEOであるAlexandre Dreyfus氏がTwitterでひとつの方法を示してくれました。
画像から判断すると、どうやらTrustWalletApp(トラストウォレット)はチリーズに対応しているようです。そこでトラストウォレットの 導入方法をまとめてみました。
トラストウォレットについて
トラストウォレットはイーサリアム、及びイーサリアムをベースとしてつくられたERC20トークンやERC223トークンに対応しているウォレットです。
対応しているデバイスはiOSとアンドロイド、PCでは使えません。
トラストウォレットの特徴は、世界的大手の仮想通貨取引所であるバイナンスの子会社だということです。更に仮想通貨の保管以外にもブロックチェーン技術を応用したDappsのブラウザや取引所にも対応しています。
トラストウォレットの設定方法
①まずはトラストウォレットの公式ページへと行きます。公式ページにはiOSとアンドロイド両方のリンク先がまとめられています。自分のスマートフォンに合わせたアプリを選びましょう。
②アプリをインストールしたら起動させ、「ウォレットの作成」をタップします。次に12の英単語(復元フレーズ)が表示されますので、これを順番通りにメモしておきましょう。ちゃんとメモしたかどうか確認するテストも用意されています。
③秘密鍵のテストが完了するとウォレットの作成完了です。
パスコードの設定方法
画面下にある設定から6桁の数字によるパスコードの設定が可能になっています。セキュリティ面で不安を感じる人は、こちらも設定しておきましょう。
銘柄追加方法
トラストウォレットでは自動的に銘柄を追加してくれるようです。手動でも追加する方法はありますが、確認したところ11月1日段階でチリーズはまだ選ぶことができませんでした。
まとめ
ERC20トークンに対応しているウォレットは数多くあります。既にウォレットを用意している人も多いでしょうが、まだ準備していない人はトラストウォレットを候補にしておくのも選択肢のひとつでしょう。
なおチリーズの配布とトラストウォレットやバイナンスが関係あるかは、現段階ではまだ不明です。