チリーズが利用可能になったコインベースカストディについて徹底解説

Mediumより

8月21日にチリーズがコインベースカストディでも利用可能になったと発表がありました。ということで今回はカストディそのものやコインベースカストディについて解説します。


 

カストディは委託預金


仮想通貨をウォレットに預けている人は多いと思います。ですがウォレットだとハッキングなどで大切な資金を失う危険性も否定できません。こういった危険性を低くする手段がカストディによる委託預金です。
カストディに委託預金していても資金を失うことはありますが、こういったときのために保険に入っていることもあります。例えばBitGoはロイズと提携しています。

買収によりカストディサービスを開始


2019年8月にコインベースはザポ(Xapo)という会社を買収、カストディアンサービスを開始しました。これにより取引所とカストディサービスの連携が可能となっています。大きな金額を動かす機関投資家にとっては、大きなメリットになっていると思われます。

カストディで利用可能であっても上場していないものもある

一番気になるところは上場するかどうかというところだと思います。まず重要な点として、コインベースカストディで利用可能になっていても、コインベースに上場するとは限りません。ただし上場する可能性は高まったと見ていいでしょう。
一例として2019年6月にカストディサービスが利用可能になったアルゴランドは、1年1か月をかけてコインベースに上場を果たしました。
またコインベースは定期的にに、追加候補の銘柄を発表しています。この中には既にカストディサービスで利用可能な銘柄が多く含まれています。


まとめ 

コインベースカストディでチリーズが利用可能になりましたが、上場が約束されているわけではありません。ですが実際に上場したものも存在します。まずはコインベースカストディに認知されたことを喜びましょう。