2019年のJリーグ観戦チケットの値段を徹底比較~第31節・第32節~

2019年からJリーグは本格的にダイナミックプライジング(価格変動性)を導入しました。そこでどの程度の幅で価格を変えていくのかを1年間追っていきます。

これまでのダイナミックプライジング

J1も第30節まで終了しました。このブログでは非会員バックスタンド自由席大人1名でという条件でチケットの価格推移を見ています。
ダイナミックプライジングのチケット価格は、AIによって判断されるとされています。しかし各チームの方向性が見えてきました。前売り券と当日券の差額もはっきりしてきています。

第31節・第32節のチケット価格

バックスタンド側自由席非会員大人1名という条件で比較しています。一部スタジアムでは全ての条件を満たす座席が存在していない場合もあります。
同じ条件を満たす座席が複数ある場合は、安い方を選んでいます。
なお完売は該当座席のチケットが売り切れているだけで、スタジアム全体で完売になっているとは限りません。また水色枠は平日開催の試合です。金曜開催とACL関係でミッドウィーク開催の試合の両方が水色枠になります。なお前売り券は前節金曜あるいは土曜に確認した時の値段です。
データ参照元:Jリーグチケット(https://www.jleague-ticket.jp/)

クラブ名第31節(10/29,11/9,11/10)前売り券料金第31節(10/29,11/9,11/10)当日券料金第31節(11/5,11/23)前売り券料金
札幌横浜FM(A)磐田(H)
赤黒サポーターゾーン・バック
2800
仙台清水(H)G大阪(A)
サポーター自由席バック
27003700
鹿島川崎(H)広島(A)
イーストゾーン
25003000
浦和広島(A)川崎(H)
調査漏れ
FC東京磐田(A)湘南(H)
ホーム自由
2300
川崎鹿島(A)浦和(A)
横浜FM札幌(H)松本(A)
サポーターズシート※ニッパツ
3800(完売)4500(完売)
湘南C大阪(A)FC東京(A)
松本鳥栖(A)横浜FM(H)
B席(自由席)
3000
清水仙台(A)大分(H)
Aゾーン席
3700
磐田FC東京(H)札幌(A)
ホーム/フリーゾーン
25002800(完売)
名古屋神戸(H)鳥栖(H)
B自由席バック※豊田B自由席バック※豊田
460046003200
G大阪大分(A)仙台(H)
※1 カテゴリー5(指定席)
3000
C大阪湘南(H)神戸(A)
カテゴリー5自由※長居
32003700
神戸名古屋(A)C大阪(H)
※1 ビック上段指定席
4000(完売)
広島浦和(H)鹿島(H)
バックスタンド自由シートバックスタンド自由シート
2600調査漏れ2600
鳥栖松本(H)名古屋(A)
B自由席バックスタンド
35004000(完売)
大分G大阪(H)清水(A)
A席
28003300

まとめ

今回の特徴的なのは第32節名古屋鳥栖戦の前売り券の価格です。31節が名古屋神戸戦なので落差が大きく見えるのも事実ですが、それでも豊スタで安めの値段となっています。まだ名古屋も降格の可能性がありますが、得失点から比較的安全圏に入っていると見なされているのかもしれません。
首位争いをしている横浜FMのチケットの値段も気になるところですが、ニッパツなので比較しにくいですね。最終節の横浜FMFC東京戦のチケットの値段が判断材料になるでしょう。