2019年のJリーグ観戦チケットの値段を徹底比較~第29節・第30節~

2019年からJリーグは本格的にダイナミックプライジング(価格変動性)を導入しました。そこでどの程度の幅で価格を変えていくのかを1年間追っていきます。

これまでのダイナミックプライジング

J1も第28節まで終了しました。このブログでは非会員バックスタンド自由席大人1名でという条件でチケットの価格推移を見ています。
9月からベガルタ仙台がダイナミックプライジングを導入しました。導入後ホーム開催はまだ2試合ですが、どちらも前売り券と当日券の価格に大きな開きが見られています。

第29節・第30節のチケット価格

バックスタンド側自由席非会員大人1名という条件で比較しています。一部スタジアムでは全ての条件を満たす座席が存在していない場合もあります。
同じ条件を満たす座席が複数ある場合は、安い方を選んでいます。
なお完売は該当座席のチケットが売り切れているだけで、スタジアム全体で完売になっているとは限りません。また水色枠は平日開催の試合です。金曜開催とACL関係でミッドウィーク開催の試合の両方が水色枠になります。なお前売り券は前節金曜あるいは土曜に確認した時の値段です。
データ参照元:Jリーグチケット(https://www.jleague-ticket.jp/)

クラブ名第29節(10/18,10/19)前売り券料金第29節(10/18,10/19)当日券料金第30節(11/2,11/3)前売り券料金
札幌C大阪(H)名古屋(H)
赤黒サポーターゾーン・バック赤黒サポーターゾーン・バック
280033002800
仙台名古屋(A)神戸(A)
鹿島松本(A)浦和(H)
浦和大分(H)鹿島(A)
※1 バックアッパー指定席
25003000
FC東京神戸(A)大分(A)
川崎G大阪(A)広島(H)
ホームA自由
2300
横浜FM湘南(H)鳥栖(A)
サポーターズシート※ニッパツ
5000(完売)5000(完売)
湘南横浜FM(A)G大阪(H)
6Gバック自由席
3000
松本鹿島(H)C大阪(A)
B席(自由席)
30003500(完売)
清水広島(H)磐田(H)
Aゾーン席Aゾーン席
37004200(完売)4200
磐田鳥栖(H)清水(A)
ホーム/フリーゾーン
25002800
名古屋仙台(H)札幌(A)
B自由席 ※パロマ瑞穂
3600(完売)4600(完売)
G大阪川崎(H)湘南(A)
※1 カテゴリー5(指定席)
34003300
C大阪札幌(A)松本(H)
カテゴリー5自由※長居
3200
神戸FC東京(H)仙台(H)
※1 ビック上段指定席※1 ビック上段指定席
40004000(完売)4000
広島清水(A)川崎(A)
鳥栖磐田(A)横浜FM(H)
B自由席バックスタンド
3500
大分浦和(A)FC東京(H)
A席
2800

まとめ

第29節には神奈川ダービーが開催されました。しかし該当座席が既に完売されていた影響か、当日になっても値段に変動は見られません。一方で似たような条件にある名古屋では、値段が変動しています。このあたりのメカニズムの違いはどこにあるのでしょうか。
第30節で気になったのは、湘南のチケット価格です。湘南では該当座席で4,000円越え、場合によっては5,000円超えという時もありました。しかし第30節の前売り券は3,000円と大きく落ち込んでいます。当日券も同じように値段が落ち込むのか見ていこうかと思います。