日本時間で9月6日午後1時にチリーズ(Chiliz)がバイナンス本家(Binance.com)に上場します。チリーズCEOのアレックスが上場についてメディウムへの記事を投稿しています。
興味深い内容だったので、今回はこのメディウム記事を要約します。
バイナンスへの上場は旅の始まり 、終わりではない
バイナンスはチリーズの投資家です。これはホワイトペーパーにも記載されています。メディウムでは友達(good friends)という言葉が使われていました。しかし友達であることとビジネスは違うと明言しています。
バイナンスは年間3億ドル以上の利益を上げています。お陰でバイナンスは特別な意味を持ち、ブランドとしての地位を確立しました。バイナンスが友達としてチリーズの上場を助けることも出来たでしょう。しかしこれまでの過程やブランドの資産価値を損なうより投資を失う方が望ましいとアレックスはまとめています。
チリーズの利点
アレックスは国籍の豊かさとバックグラウンドの強さを利点に挙げています。チリーズには24以上の国籍で55人以上のメンバーがいます。仮想通貨業界で国籍の豊かさとメンバーの数は力であり、35億人という世界中のサッカーファン全員がチリーズを利用出来ます。
アレックスは「地球全体をカバーする」という言葉を使っています。
またチリーズチームは規制とオンラインギャンブルに強いバックグラウンドを持っています。これが規制・決済・バンキング・スポーツ産業・消費者が直に使用する製品のナビゲートに上手く働くでしょう。
次の目標は3か月で10万人登録
次のチリーズの目標は、ソシオスドットコムの正式ローンチから3か月で登録者が10万人に、12ヶ月で登録者100万人です。成功すればブロックチェーンベースで最大の消費者向けアプリになるとアレックスは信じています。
この目標の達成のために、AMAとクロスセルマーケティング(関連商品の紹介)を行うようです。戦略的パートナーの追加も視野に入れているようですね。
まとめ
今回の投稿ではっきりしたことは、バイナンスへの上場は通過点だとアレックスが考えていることです。この先にはアプリローンチが待っており、10万人や100万人と明確な目標が設定されています。
登録者数を増やすためにアレックスがどのような方法を使うのか楽しみですね。