2019年のJリーグ観戦チケット価格を徹底比較~第9節・第10節~

2019年からJリーグは本格的にダイナミックプライジング(価格変動性)を導入しました。そこでどの程度の幅で価格を変えていくのかを1年間追っていきます。

これまでのダイナミックプライジング

Jリーグも第9節まで終わりました。今シーズンのJ1各チームのチケット価格の変化を調べています。価格の条件は非会員バックスタンド自由席大人1名です。
該当条件を全て満たす場所が無かった場合は一番近いものを参考として掲載しています。
これまでの傾向として、完売するかどうかはあまり考慮されていないように見えます。前売り段階で完売しているチケットもありますが、特別高騰している様子はありませんでした。

第9・10節のチケット価格

バックスタンド側自由席非会員大人1名という条件で比較しています。一部スタジアムでは全ての条件を満たす座席が存在していない場合もあります。
同じ条件を満たす座席が複数ある場合は、安い方を選んでいます。
なお完売は該当座席のチケットが売り切れているだけで、スタジアム全体で完売になっているとは限りません。また水色枠は金曜日開催の試合です。

※1 バックスタンド側に自由席がないため、指定席の価格となります。
※2 楽天IDなしでも買える座席(ゴール裏)の価格です。

クラブ名第9節(4/27,4/28)前売り券料金第9節(4/27,4/28)当日券料金第10節(5/3,5/4)前売り券料金
札幌磐田(A)神戸(H)
赤黒サポーターゾーン・バック
2800
仙台G大阪(H)川崎(A)
サポーター自由席バック
32003700
鹿島横浜FM(A)清水(H)
イーストゾーン
2500
浦和清水(A)磐田(H)
※1 バックアッパー指定席
2500
FC東京松本(H)G大阪(A)
ホーム自由
23002700
川崎神戸(A)仙台(H)
ホームA自由
2300(完売)
横浜FM鹿島(H)広島(A)
バック自由
26002800
湘南鳥栖(A)名古屋(H)
6Gバック自由席
3000
松本FC東京(A)C大阪(H)
B席(自由席)
3000(完売)
清水浦和(H)鹿島(A)
Aゾーン席
3700
磐田札幌(H)浦和(A)
ホーム/フリーゾーン
25002800(完売)
名古屋広島(H)湘南A)
B自由席バック ※豊スタ
31003100
G大阪仙台(A)FC東京(H)
※1 カテゴリー5(指定席)
3000
C大阪大分(H)松本(A)
カテゴリー5自由
32003700
神戸川崎(H)札幌(A)
※2 ビジターシート
3500
広島名古屋(A)横浜FM(H)
バックスタンド自由シート
2600
鳥栖湘南(H)大分(A)
B自由席バックスタンド
35004000
大分C大阪(A)鳥栖(H)
A席
2800

まとめ

第9節の注目は名古屋広島戦でした。第8節終了時点で広島は2位、名古屋は3位です。しかし勝ち点差は1なので、名古屋が勝てば順位が変わります。
この試合も豊田スタジアムのチケット価格としては通常通りです。当日券は500円前後値上がりする傾向が高いのですが、当日券の価格も前売り券と同じです。
注目度の高い試合ほど当日券の価格は上がりにくいのかもしれません。