libereum(リベリアム)とスペイン2部エルチェCFの続報

2018年12月、仮想通貨リベリアムがエルチェCFを買収したと公表しました。しかしエルチェCFはこの発表を否定、以来状況が不明となっています。
しかし仮想通貨関連の情報サイトchepicapにリベリアムとエルチェCFに関するニュースが掲載されていました。今回はこのニュースをまとめてみます。

リベリアム・エルチェCF双方は沈黙

まず重要な点として、リベリアムもエルチェCFはどちらも追加情報を発表していません。リベリアムのツイッターは買収を公表した2018年12月28日以降更新されておらず、エルチェCFのツイッターも買収否定以降はサッカー情報のみとなっています。

リベリアムにエルチェCF買収の意思はあった模様

リベリアムがエルチェCFの主要株主ひとりとの間に契約を交わしたことをchepicapは発表しています。この契約の中にはエルチェCFの株式売却も含まれていました。
chepicapの報道を信じれば、少なくともリベリアムはエルチェCFを買収しようとしたことは間違いなさそうです。

情報が錯綜している理由は裁判所

地元の報道機関によると、株主の態度が変わった理由に地方裁判所の判決があったとされています。エルチェのあるバレンシア州にはIVFという公的金融機関が存在します。リベリアムによる増資はIVFの意思に反すると裁判所は判断しました。

まとめ

今回の記事の中で明らかになっていることはクラブ買収の難しさです。単純にお金を持っているだけではなく、クラブ・運営会社・地方自治体全てが納得できなければクラブの買収は出来ないようです。
裁判沙汰となると、イメージ低下は免れないでしょう。仮に買収が成功したとしても、サポーターやスポンサーが納得しないと思います。
今後どのように話が進展するかは分かりません。続報を追っていくつもりです。