スペインの情報サイトであるexpansionがブロックチェーンや仮想通貨とサッカーの繋がりについて紹介しました。この中に
ソシオスも登場しており、チリーズのCEOであるアレクサンドレ・ドレイファス氏もツイートしています。
機械翻訳ながら読んでみましたので、自分の意見も交えながら簡単に内容をまとめてみます。
移籍市場への応用
スポーツとブロックチェーンというと、チケットの購入方法がよく話題になります。チャンピオンズリーグやダービーといった注目度の高い試合は、観戦チケットの購入も競争になります。
それでも正当に競争できていれば良いのですが、転売などで誰がチケットの所有者か分からなくなっています。そこでブロックチェーンを使い、チケットの所有者を明確にしようと考えられています。
expansionではこの他に、移籍の契約にも使えるのではないかと書いています。
2015年にレアル・マドリードがマンチェスター・ユナイテッド所属のGKダビド・デ・ヘアの獲得を狙いました。しかしさまざまな問題が発生し、この契約は成立しませんでした。
ブロックチェーンで契約の時間や日付の自動化をしておけば、期限が過ぎることを防げたのではないかと同サイトは見ています。
オファーのカスタマイズ
expansionでは、ソシオス経由で発行されるファントークンをファンに合わせたオファーを提供できると評価しています。
今のところパリ・サンジェルマンは、ユニフォームと親善試合の相手をファントークンの投票例に挙げています。この他にも新しいグッズの開発や新サービスなども提供できるのではないかと考えています。
Jリーグでも言われていることですが、案外要望が高いもののお金に結びつきにくいサービスにトイレの増設があります。
実際にトイレがどれほど要望されているのか投票で明確化し、投票によって得た資金を財源にしてトイレの増設あるいはリフォームするというのも面白い使い方ではないかと個人的に考えています。
まとめ
記事内容でチリーズやソシオスに関する新しい情報はありません。ですが政治や経済も取り扱う
一般ニュースサイトに取り上げられたことには大きな意味があるでしょう。
また現在
スペイン代表のGKでもあるデヘアの移籍騒動は、記憶している人も多いと思います。ブロックチェーンの認知度は上がったのではないでしょうか。