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チリーズがラ・リーガのレバンテと提携しました。ラ・リーガでは、アトレティコ・マドリード、FCバルセロナに続いて3チーム目となります。今回はレバンテについて解説します。
これまでの提携チームの本拠地はマドリードとバルセロナでした。今回提携したレバンテの本拠地はバレンシア、これまでとは違う都市を本拠地としています。そういう意味でも新しいファン層を獲得できるかと思います。
ラ・リーガにはレバンテと同じくバレンシアを本拠地としているバレンシアCFがあります。この2チームはライバル関係で、両チームの対戦はバレンシアダービーと呼ばれています。レバンテのファントークンがうまく機能すれば、ライバルチームであるバレンシアCFとの提携もあるかもしれません。
またバレンシア州という区切りで見れば、ビジャレアルの本拠地ヴィラ=レアルもバレンシア州にあります。ビジャレアルにも広がっていくと面白くなるかもしれません。
スペインのカップ戦であるコパ・デル・レイでは波乱が起こることもあります。強豪であるバルサ、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリードなどが上位進出することも多いのですが、それ以外のチームが勝ちあがることもあります。2019-20シーズンでは、レアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオが決勝で戦いました。
レバンテも2020-2021のコパ・デル・レイでベスト4入りを果たしました。なお準決勝でアスレティック・ビルバオに敗れ、決勝進出は果たせませんでした。
今回の提携は、ラ・リーガ3チーム目の提携チームということもあって、これまでとは違う方向性を見出そうとしているのかと思います。既にスペインオフィス設立の話も出ていますし、これからスペイン市場も積極的に開拓していくことを期待したいですね。