ファントークンを送金するときの注意点を徹底解説

Mediumより

バイナンスのイノベーションゾーンに$PSGや$JUVが上場しました。執筆段階(2020.12.25)ではまだ$PSG、$JUVの2種類だけですが、12/30には$OG、$ATM、$ASRの3種類も上場します。しかし上場に関して注意点もあります。今回はこの注意点について解説します。


Socios.comアプリからバイナンスには直接送れない

執筆段階(2020.12.25)のファントークンには、ChilizチェーンとBinance Smart Chain(BSC)の2種類があります。この2種類のチェーンに互換性がありません。そのためChilizチェーンからBSC、あるいはBSCからChilizチェーンに送金することができない状況です。
Socios.comアプリはChilizチェーンを採用、バイナンスはBSCを採用しています。このためSocios.comアプリからバイナンス、あるいはバイナンスからSocios.comアプリに送金することはできなくなっています。

バイナンスからParibuにも直接送れない

上記のチェーンの問題により、バイナンスからParibu、あるいは逆のParibuからバイナンスへの送金もできません。

バイナンスにファントークンを送金するときはチリーズエクスチェンジ経由

執筆段階(2020.12.25)でBSCに対応しているのは、チリーズエクスチェンジ(チリーズネット)のみです。チリーズエクスチェンジはChilizチェーン、BSCの両方に対応しているため、Socios.comアプリ、バイナンス両方に送金できます。送金するときに、対応しているチェーンを選びましょう。

Mediumより

アップビットもChilizチェーン

Mediumには対応しているチェーンの一覧表があります。ここにSocios.comアプリ、バイナンス、チリーズエクスチェンジ、Paribuの4種類は書かれています。
この他にも$JUVと$PSGは、アップビットにも上場しています。このアップビットが採用しているもはChilizチェーンです。そのためバイナンスからアップビットにも直接送れないということになります。
チリーズの日本語公式テレグラムでも、yusukeさんも警告しています。

まとめ

執筆段階(2020.12.25)でファントークンが上場している取引所と採用しているブロックチェーンをまとめると以下のようになります。今後BSCを採用する取引所、あるいはChilizチェーンやBSC以外のブロックチェーンを使う取引所が出てくるかもしれません。注意しましょう。

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