チリーズに新しく導入されるシステム「ロッカールーム」について徹底解説

Mediumより

 チリーズに新しくロッカールームという仕組みが導入されます。以前からpiggy bank(貯金箱)という名称でアレックスのツイッターに度々登場していたアイディアが、名前を変えて実現したということですね。今回はこのロッカールームについて解説します。

ロッカールームのメリット

ロッカールームのメリットは大きく3つあります。

・ロッカールームで購入したロッカートークンは、1:1でファントークンと交換

・10%のステーキングボーナス

・ロッカールームを開催した場合は、FTOを開催しない

特に注意したいのは3つ目のFTOなしでしょう。これまでファントークンは、全てFTOを経て上場してきました。しかしロッカールームが開催された場合は、FTOなしで上場ということになります。固定価格で買いたいという人にとっては、ロッカールームが唯一の機会となります。

ロッカールームの注意点

メリットとして3つ挙げましたが、デメリットも3つあります。

・最大120日間ロック

・120日間中に提携できない可能性あり

・ロック期間中にFTOの開催やロッカールーム参加チーム追加の可能性も

注意したいのは1つ目と3つ目です。ステーキングなどでロック期間を設けている仕組みは少なくありませんが、120日というのは長めです。その間に相場が動くこともあるでしょう。またロック状態のCHZは、恐らくFTOやロッカールームに参加する他のチームに使うことができないと思われます。こういったものに参加するためには、ある程度のCHZを残しておく必要があります。

まとめ

ロッカールームの使い方ですが、自分なりのチリーズのポートフォリオをつくるということになるかと思います。$BARなどではFTOが開催後すぐに上場していました。このためFTOに手持ちのCHZ全額投入して、上場後に取り戻すということが可能だったわけです。
しかし$TRAのFTOでは、上場まで2週間と時間が空きました。今回のロッカールームで最大120日とさらに時間が空くことになります。通常取引用、FTO用、ロッカールーム用などで手持ちのチリーズの使用割合を分けておくと対応しやすくなると思われます。