OGの投票から見るスポーツとeスポーツの相違点を徹底解説

2020年3月段階でソシオスドットコムと提携している唯一のeスポーツチームOGのFTOが始まりました。eスポーツチームということもあるのか、サッカーチームとは異なる空気を感じています。そこで今回は、サッカーとeスポーツの相違点について解説します。

サッカーとeスポーツの相違点1:画像の使い方

これまでサッカーチームの行ってきた投票は、文字・音楽あるいはそれらの複合でした。ですがOGの投票は、画像を使って直接視覚に訴えてきました。このあたりのアプローチの仕方は異なっていますね。
ついでに投票テーマとなったゲーム内バナーも、全体の構成が異なります。左2つはほぼ同じですが、3番目のフラワーは下部に紐状のものが付いています。4番目のceeeeeeeeeebは破れたようになっていますね。こういう細かな差異もファンを楽しませる要素でしょう。
OGの2020シーズンゲーム内バナー投票候補

サッカーとeスポーツの相違点2:ファンとの距離感

候補3番目のフラワーは、OGファンの愛称でもあります。チームによってサッカーファンも愛称がついているところはあります。ですが公式のアイテムとしてファンを象徴する模様が登場したことがあったのでしょうか。私の記憶にありません。
ファンの作った文化をチームが認めるという距離感の近さがOGの特徴ではないでしょうか。

サッカーとeスポーツの相違点3:場面の切り取り方

4番目の候補ceeeeeeeeeebですが、これはceb選手のプレイに対する実況の反応です。スーパープレイを象徴する1シーンと言えるでしょう。こういう象徴する部分を積極的に取り込むところもeスポーツの特徴と言えるかもしれません。
実はこのような場面の切り取り方は、広島カープもやっています。記念ヒットや名言(迷言)などファンが喜びそうなシーンがあると、Tシャツにプリントして数量限定で販売しています。
名場面を切り取って収入などに結び付けるという方法が、eスポーツ以外でも通用すると言えるでしょう。

ファントークンの売れ行き

少し気になったので、これまでのファントークンの売れ行きを調べてみました。発行枚数が異なるため一概に比較しにくいのですが、販売率だけをみると$OGが約0.22%で既に2位となっています。
eスポーツとファントークンの相性の良さもあるのでしょうが、OGとファンの接し方にも理由があるのではないでしょうか。

まとめ

OGを持ち上げるような形になりましたが、私個人としてはeスポーツを贔屓しているわけではありません。既存のスポーツでもOGのようなチームとファンとの近い距離感を目指すところが出てきてもいいのではないかと思っています。
ソシオスがさまざまなスポーツと提携していけば、それぞれのスポーツや地域ごとの特徴がもっと明確に出てくるのではないかと思っています。