Dota2の世界大会The International2020の延期が決定、来年開催も視野に


2018年、2019年にOGが2連覇したDota2の世界大会The International(以下TI)の延期が正式に発表されました。いつまで延期するかなどの見通しは立っておらず、来年に開催するかもしれないとも言及しています。
今回はTI延期に関わるさまざまな関連情報についてまとめておきます。なお公式発表はこちらで確認できます。
http://blog.dota2.com/2020/04/the-international-2/

DPC再構築中

TIに関連する情報のひとつがDPC(Dota2プロサーキット)です。DPCとは特定イベント上位チームに付与されるポイントで、年間上位チームになると賞金特典が付与されます。この特典のひとつがTIへの直接出場権です。2019年のTIでもOGは、DPC上位チームとして直接出場しています。DPCについてはこちらで詳しく解説しています。

このDPCですが、既に当初の予定が崩れています。DPC付与対象試合であった複数の試合が既に中止されており、まだ見通しが立っていません。そのためTIへの直接出場権にも乱れが出ていました。今回の公式発表によると秋のDPCの再構築に既に着手しているそうです。

バトルパスは2週間遅れで発売予定

Dota2の賞金は「1,600万ドル+バトルパスの売上の25%」となっています。これで2019年には賞金総額34,330,068ドル(約37憶円)となりました。それだけバトルパスを求めている人が多いと言えます。
今年TIが開催されないとなると、「バトルパスが販売されないんじゃないか」と不安に感じる人もいるでしょう。そんな人に向けてDota2公式は販売すると明言しています。ただしリモートワークの関係で、リリースは2週間遅れるということでした。

まとめ

今年8月に開催予定だったTIですが、やはり延期となりました。現在の状況を考えると仕方ない結論と言えるでしょう。公式発表によると確定日は、近い将来に連絡するということです。今は公式発表を待つことにしましょう。