チリーズ(Chiliz)がアップビット(Upbit)に上場したメリットを徹底解説


4月3日にチリーズは韓国の取引所アップビット(Upbit)に上場しました。韓国の取引所ではコインワン(CoinOne)に続いて2か所目の上場です。今回はアップビットに上場したメリットを解説します。

新規顧客の獲得

以前からチリーズの情報を追いかけている身として錯覚しやすいのですが、まだまだチリーズの知名度は高くありません。新規上場は以前から取引所を利用していたユーザーにとって絶好のアピールチャンスです。実際上場の発表があった時には、相場と取引量が共にも反応しています。
コインマーケットカップより

インドネシアにも進出している

近年の仮想通貨取引所は、複数の国で活動していることも少なくありません。アップビットもインドネシアに進出しています。
インドネシアでは2019年からビットコインの取引量が増えており、フォビグローバルがインドネシアの現地通貨インドネシアルピアにも対応しました。その内バイナンスもインドネシアルピアに対応するかもしれません。

インドネシアはスポーツが盛ん

実はインドネシアはスポーツが盛んな地域です。2月20日に発表されたFIFAランキングでは173位と高くありません。ですが視聴熱は高いようです。2018年の記事ですが、マンチェスター・ユナイテッドのフェイスブックのフォロワーを国別に見るとインドネシアが一番多いという結果が出ています。
https://www.footballchannel.jp/2018/03/24/post262311/
インテルのエリック・トヒル元会長もインドネシアの実業家であり、本田圭佑選手もインドネシアでサッカースクールを開催したこともあります。
またチリーズが今後提携すると予想されているクリケットも、インドネシアで100年以上の歴史があります。1992年からはクリケットリーグも設立しています。

まとめ

アレックスもアップビットには注目していたらしく、18ヶ月前から交渉していたようです。同じように1年以上前から交渉している取引所やスポーツチームがあるかもしれません。これまでにも交渉しているところがあることは何度か示唆されています。いつ正式に発表されるか楽しみですね。